円形脱毛症とは

円形脱毛症とは、頭髪の一部が完全に抜け落ちてしまう症状です。

年齢や性別を問わず発症しますが、その原因はよくわかっていないのが現実です。特に女性に発症した場合、大切な髪を失ったことへのショックは強く、気持ちまで落ち込んでしまうことでしょう。

脱毛が見られる部位によってはヘアスタイルに気を遣う必要もありますし、続けて発症した場合は髪型でアレンジをしても隠しきれないというケースもあります。

また反対に、女性の場合は髪を長く伸ばしている方が多いため、自分が脱毛していることに気が付かないという場合もあります。

鏡などで後頭部の髪をかきわけてみる機会はそれほど多くはありませんので、家族など本人以外の人から指摘されて初めて気が付いたというケースも少なくありません。円形脱毛症の原因はストレスなど心的なものが作用しているという説もあります。

その一方でアレルギー体質の方にあらわれやすい症状であるという見解もありますが、患者本人としてはストレスに思い当たる場合が多いのも事実です。

ストレスはほとんどの人が抱えているとされていますから、思い当たることがあるのは当然という見方もありますが、実際に本人が感じているストレスの原因が取り除かれたときや、抱えていた問題が解決すると同時に続いていた円形脱毛症がすっかり発症しなくなったという声が多く聞かれます。

円形脱毛の症状が現れたときは

円形脱毛症を発見したときは、すぐに皮膚科を受診するという方が多いでしょう。自分の身に何かよくないことが起こっているということを円形脱毛症という信号で知らされているわけですから、これは正しい判断だと言えます。

皮膚科を受診した場合、皮膚科医の対応は大きく分けて二つに分かれるものです。円形脱毛症の症状は名医でなくとも素人の目にもあきらかにわかりますが、脱毛後、新しい毛髪が生えてきていることが確認できた場合は治療や薬の処方などはなく診断のみというケースが多いようです。

円形脱毛症の症状が著しく、脱毛後の発毛も見られないという場合は塗り薬などを用いた治療を開始する場合があります。皮膚科の名医は原因がストレスなどによる円形脱毛症とは違い、円形脱毛症ではなく違う病気が潜んでいるという場合はすぐに見抜くことができます。

皮膚科の名医による診断で処方薬も治療もないとされた場合は安心して良いでしょう。感じているストレスの原因を取り除くような心のありかたを優先にした暮らしをこころがけることが大切です。

円形脱毛症は一度発症すると、それをきっかけに繰り返す場合があります。また、しばらく発症していなくても他の皮膚疾患を発症する方も少なくないため、近所や通院が可能な地域で信頼のおける皮膚科をかかりつけ医としておくと安心です。

地域で信頼があつい名医を探しても良いですが、医師との相性もありますので、自分にとって信頼がおけると感じる医師こそが名医だといえるでしょう。